no life no guidi

2012/04/27

昨日に引き続き、今日はGUIDIのブーツを紹介します。
(うんちくアリ)

GUIDIはイタリア、トスカーナ地方のレザーブランド。
この地方では遥か昔14世紀より靴職人とともに革鞣し(なめし)の職人「タンナー」が存在していたそうです。
「皮」を鞣して「革」にするタンナーの仕事ですが、その工房ごとに秘伝の技術やノウハウがあり、同じ革製品でもタンナーによって仕上がりの表情が全く違うものになります。
一つ一つ丁寧に時間を掛けて作られたGUIDIの製品は何より履きやすく、履いた時にでるシワ感が何ともいえず魅力的。
あたかも新品で無いようなクタっとした表情の中にタンナーの存在と費やされた時間を感じます。

写真のバックジップブーツですが、一番の特徴は一枚革だということです。
通常このようなブーツはアッパーをいくつかのパーツを繋ぎ合わせて作ります。
それを一枚で作るのですから当然コストも上がります。
何より、丁寧になめされた柔らかな革でなければ不可能です。
デザインについては、一見、ブーツシャフトが斜めになっているのでなんだこれと思うかもしれませんが、履いてみると足首を中心に皺がきれいに入り、何とも言えない独特のかっこ良さがあります。
そして一番大事な履き心地は…最高に足にフィットします。
ビックリしますよ!
どのくらいビックリするかというとロベルト・カルロスが対フランス戦で蹴った
あり得ないアウトカーブシュートを見たときと同じくらいびっくりします。

つまり何が言いたいかというと、GUIDIは最高です!